Subsections of VSCode
Installation for linter (Flake8) and Formatter (Black Formatter)
Usage for Linter on the VSCode
- 拡張機能"Flake8"をインストール
- settings.jsonを開き,以下を追記
"flake8.args": [ "--max-line-length=88", "--ignore=E203,W503,W504" ]
-
max-line-length
:1文の文字数 -
E203
::
の前後にスペースがあるとエラー -
W503
: 演算子の前に改行があるとエラー -
W504
: 演算子の後に改行があるとエラーしかしながら、PEP 8(Python の公式スタイルガイド)は、過去のバージョンとの互換性の ために古い指針を維持していますが、実際には二項演算子の前での改行を推奨しています。
これにはいくつかの理由がありますが、主に次のような利点が挙げられます。
行の終わりに演算子があると、その演算子を見逃しやすくなる 一般的に、行の先頭に演算子があると、複数行にわたる式を読む際に整理されていると感じられる black はこの「新しい」スタイルを採用しています。したがって、black でフォーマットされた コードは、W503 に違反する可能性があります。
black と flake8 を一緒に使用する場合、W503 の警告を無視するのが一般的です。
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Usage for Formatter on the VSCode
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“Black Formatter"をインストール
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settingsを開き,
Editor: Format On Save
にチェック -
「Blackフォーマッタ拡張機能がインストールされていますが,それを既定のフォーマッタとして使用しますか?」というメッセージが現れたら「はい」をクリック
-
以下の文がsettings.jsonに追記されていることを確認
"[python]": { "editor.formatOnType": true, "editor.defaultFormatter": "ms-python.black-formatter" }, "editor.formatOnSave": true, // "python.formatting.provider": "none",
※ただし最後の1文は今後非推奨になる予定らしいので削除(削除しても動作に問題はない!)
Memo
- flake8とかをpipでインストールしてsettings.jsonで
python.linting.pylintEnabled
とか を設定するという記事がいくつかあるが,2022年からこの方法は非推奨(今後廃止予定?)とな り,VSCodeの拡張機能で設定することが推奨されているらしい(Migration to Python Tools Extensions参照)
Installation by pip and excusing Black on a terminal
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flake8
とautopep8
がインストールされているか確認$ pip show flake8 Name: flake8 Version: 6.0.0 ... $ pip show autopep8 Name: autopep8 Version: 1.6.0 ...
のように出力されればインストール済み!
エラーが出力された場合は次のコマンドでインストール
$ pip install flake8 $ pip install autopep8
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次のコマンドで確認可能
$ autopep8 --in-place --aggressive --aggressive <file name>
詳しくはこちらを参照
※VSCodeの拡張機能を使用する場合はpipでのインストールは不要!(VSCode側でインストールされるらしい)