Chapter 15

Windows settings

Windowsの設定についてのあれこれ

Subsections of Windows settings

Ssh_settings_wsl

SSH settings on WSL

1. WindowsでOpenSSH serverのインストールと起動

  1. 設定を開く
  2. 「システム > オプション機能 > オプション機能を追加する > 機能を表示」 の順番でクリック
  3. OpenSSHクライアントをインストール
  4. 「サービス」アプリを開く
  5. OpenSSH SSH Serverをダブルクリック
    • メモ: [表示]タブの[詳細]で探すこと
  6. [全般]タブの[スタートアップの種類]ドロップダウンメニュー から[自動]を選択
  7. この画面からサービスを開始する場合は[開始(S)]をクリック

2. OpenSSHの設定

  1. パスワードでの認証設定
    1. (デフォルトの設定では)パスワードでのssh接続はできないようになっている
    2. 公開鍵認証をOnにするにはC:\ProgramData\ssh\sshd_configを開き,#PubleyAuthentication yesの行をアンコメント
      • 管理者権限での編集は,エディタを管理者権限で実行し,ファイルを開けばOK!
  2. ポート番号の設定
    1. C:\ProgramData\ssh\sshd_configでポート番号を指定
    2. 「コントロールパネル>システムとセキュリティ>ファイアウォールの状態の確認>詳細設定>受信規則]から指定したポートが解放されているかを確認可能
  3. ipアドレスの確認
    • PowerShellで$ipconfigを実行

3. Linuxクライアントでの設定

参考

Proxy settings on WSL

/etc/environment

http_proxy=http://<proxy>:<port>
https_proxy=https://<proxy>:<port>

/etc/bash.bashrc

export http_proxy=http://<proxy>:<port>
export https_proxy=https://<proxy>:<port>

/etc/apt/apt.conf

Acquire::http::Proxy "http://<proxy>:<port>";
Acquire::https::Proxy "http://<proxy>:<port>";

/etc/wgetrc

http_proxy = http://<proxy>:<port>
https_proxy = http://<proxy>:<port>
ftp_proxy = http://<proxy>:<port>

anaconda3/envs/

proxy_servers:
    http: http://<proxy server>:<port>
    https: https://<proxy server>:<port>

次のコマンドで設定内容を確認

$ conda config --show

Anaconda settings on WSL

出力用DISPLAYの設定

x11のインストール

  1. wslにX11をインストール
    $ sudo apt install x11
    

VcXsrvのインストールと設定

  1. SourceForge.netからインストーラーをダウンロード
  2. インストーラーを実行し,VcXsrvをインストール(推奨の設定でOK!)
  3. VcXsrvを起動
    1. Display settings: Multiple windowsを選択し,次へをクリック
    2. Client startup: Start no clientを選択肢,次へをクリック
    3. Extra settings: ClipboardとPrimary Selection, Native openglにチェックが入っていることを確認し,Disable access controlにチェックを入れてから次へをクリック
    4. Finish configuration: Save configurationをクリックしてデスクトップ等にconfigを保存してから完了をクリック
  4. Windows+Rでダイアログボックスを開き,shell:startupと入力してエクスプローラーのスタートアップアプリを開く
  5. デスクトップ等に保存していたVcXsrvのconfigファイルをスタートアップアプリに移動させる

Display環境変数のエクスポート

以下の1文を.bashrcに追加

export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0.0

参照

Exception handling on PowerShell

あまりPowerShellを使用しないため知らなかったPowerShellでの例外処理について

実行環境

使用するPowerShellのバージョンは以下の通り(詳細は省略)

> $PSVersionTable

Name                           Value
----                           -----
PSVersion                      7.3.4

リダイレクト

PowerShellでは複数の出力ストリームが用意されており,これらのストリームには特定のコマンド(PowerShellでいうコマンドレット)やリダイレクトを使用して書き込むことが可能。 一部を除き,出力ストリームのリダイレクトがサポートされている。

リダイレクト演算子

PowerShellのリダイレクトでは次のような演算子が用意されている。 ただし成功ストリーム(1)は規定値なので省略可能。

|演算子|概要|構文| | :– | :—— | : –| |>|指定したストリームのファイルへの書き込み(上書き)|n>| |»|指定したストリームのファイルへの書き込み(追加)|n»| |>&1|指定したストリームをSuccessストリームにリダイレクト|n>&1|

ここで,nはストリーム番号を表す。

出力ストリーム

ストリーム 詳細 導入バージョン Writeコマンドレット
1 Successストリーム PowerShell 2.0 Write-Output
2 Errorストリーム PowerHhell 2.0 Write-Error
3 Warningストリーム PowerShell 3.0 Write-Warning
4 Verboseストリーム PowerShell 3.0 Write-Warning
5 Debugストリーム PowerShell 3.0 Write-Debug
6 Informationストリーム PowerShell 5.0 Write-Information, Write-Host
N/A Progresssストリーム PowerShell 2.0 Write-Progress
* すべてのストリーム PowerShell 3.0

※ただしProgressリダイレクトはサポートなし

PowerShellのエラー処理

PowerShellでは終了エラーと終了しないエラーが存在する。

ステートメント終了エラー及びスクリプト終了エラーはtryステートメントを使用してトラップすることができる。

> try{
    date -j
}
catch{
    echo ($PSItem.Exception.Message) > .\test.log
    continue
}

エラーは$error$PSItem.Exception.Messageで参照できる。

参照

Installing WSL

  1. 機能の有効化

    1. コントロールパネル>プログラム>Windowsの機能の有効化または無効化をクリック
    2. 以下の2つのチェックを入れる
      • Linux用Windowsサブシステム
      • 仮想マシンプラットフォーム
  2. wslのインストール

    wsl --install
    
  3. Linuxディストリビューションをインストール

    • オンラインストアからダウンロードできるLinuxディストリビューションの一覧を表示
      $ wsl --list --online wsl --l -o
      
    • 任意のLinuxディストリビューションをインストール
      $ wsl --install -d <Distribution Name>
      
  4. Linuxディストリビューションを起動し、User NameとPasswordを設定

    • error: 0x800701bcが出てすぐにwslが落ちてしまう場合はwsl1からwsl2へアップグレード
      1. Linuxカーネル更新プログラムパッケージをダウンロード
      2. 更新ぷろぐらぺっケージをダブルクリックして実行
      3. 以下のコマンドでwsl2を既定のバージョンとして設定
        $ wsl --set-default-version 2
        

参考

setting Keyboard

CapsLockとCtrlの入れ替え

installする場合

  1. このリンクからCtrl2Capをダウンロードし、任意の場所に展開.
  2. cmdを管理者権限で開き、展開した場所に移動
  3. $ ctrl2cap /instalを実行.
  4. 再起動

uninstallする場合

  1. cmdを管理者権限で開き、Ctrl2Capをダウンロードした場所に移動.
  2. $ ctrl2cap /uninstallを実行.