Basic

LaTexコマンド集

概要 コマンド 詳細 パッケージ
文字サイズの変更 \scalebox{倍率}{文字} 特定の文字やtexファイルを<倍率>倍にして出力する。{倍率}の部分を{幅}[高さ]のようにかき分けてもOK! graphics
行間の調整 \begin{spacing}{倍率} 文章 \end{spacing} 指定した倍率に行間を変更する setspace
部分的に2段組みにする \begin{multicols}{2} 2段組にしたい文章 \end{multicols} 2のところをかえれば多段組にできるかも(?) multicol

特殊文字

表示 コマンド 概要
{\AA} 数式環境以外で単位を表示する。ただし数式中では\mathrm{\mathring{A}}とするか\mathrm{\AA}とする。

文字サイズ

コマンド 標準を10ptとしたときの大きさ
\tiny 5pt
\scriptsize 7pt
\footnotesize 8pt
\small 9pt
\normalsize 10pt
\large 12pt
\Large 14.4pt
\LARGE 17.28pt
\huge 20.74pt
\Huge 24.88pt

数式環境

環境名 環境 パッケージ 特徴
equation \begin{equation}\end{equation} 1行の数式を記入でき、数式番号がつく
equation \begin{equation*}・・・ amsmath equation環境とほとんど同じだが、数式番号がつかない
eqnarray \begin{eqnarray} 数式 $=$ 数式\数式 $=$ 数式\end{eqnarray} 複数行の数式を、$で挟んでいるをそろえて表示する。※数式番号は各行に表示されるが、\nonumberを使用してはならない。
eqnarray \begin{eqnarray*}・・・ 数式番号がつかない
split \begin{split} 数式 $= 数式 数式 $= 数式\end{split} amsmath eqnarray環境の代替。equation環境の中で使用し、&=をそろえて表示し、数式番号は複数行の中間に一つだけ表示する
align \begin{align} 数式 $= 数式\・・・ amsmath {&= で数式の=をそろえて表示し、数式番号を各行ごとに表示する。
align \begin{align*}・・・ amsmath 数式番号がつかない
aligned \begin{aligned}・・・ amsmath equation環境内で使用でき、一部分のみalign環境にすることができる
gather \begin{gather}・・・ amsmath 複数の数式を中央揃えで表示し、各行ごとに数式番号をつける

数式表示

コマンド パッケージ 概要
\bm{a} bm 括弧内の文字をベクトル(太字)で表示する
\label{数式のラベル} 数式にラベル付けできる。数式の数式番号やページ数を呼び出すときに使用する。数式環境下で使用する
\ref{ラベル名} 数式につけた式番号をラベル名を指定することで表示できる
\frac{分子}{分母} 分数表示
\int_{上限}^{下限} 積分表示
\left<括弧なら何でも>・・・\right<括弧> 括弧のサイズを括弧内の数式に自動で合わせる
\hspace{50pt} { }内に指定した幅の文だけスペースを生成。使用できる単位は「pt」「pc」「mm」「cm」
\; または \: または \, 空白を生成。左に行くにつれて大きくなる
\begin{pmatrix} a11 & a12 & a13\\\\ a21 & a22 & a23 \\\\ \end{pmatrix} amsmath 行列
\begin{vmatrix} a11 & a12 & a13\\\\ a21 & a22 & a23 \\\\ \end{vmatrix} amsmath 行列式
\cdot どっと(中央)
\cdots 3点ドット(中央)
\vdots 縦の3点ドット
\ddots 斜めの3点ドット

ギリシャ文字

**ギリシャ文字を使用する場合にも数式環境下で記述する必要がある。

出力 入力 出力 入力 出力 入力
α \alpha β \beta γ \gamma
δ \delta ϵ \epsilon ε \varepsilon
ζ \zeta η \eta θ \theta
ϑ \vartheta ι \iota κ \kappa
λ \lambda μ \mu ν \nu
ξ \xi o o π \pi
ϖ \varpi ρ \rho ϱ \varrho
σ \sigma ς \varsigma τ \tau
υ \upsilon ϕ \phi φ \varphi
χ \chi ψ \psi ω \omega
Γ \Gamma Λ \Lambda Σ \Sigma
Ψ \Psi Δ \Delta Ξ \Xi
Υ \Upsilon Ω \Omega Θ \Theta
Π \Pi Φ \Phi \sum
\prod

数学記号

出力 コマンド
\mathrm{\mathring{A}}
₁P₂ {}_1P_2
\leq
\geq
\in
± \pm
\simeq
\cdot
\partial
分数 frac{分子}{分母}
\nabla
Δ(デルタ,ラプラシアン) \Delta
\equiv
期待値の記号<> \langle, \rangle
$\rm{I\hspace{-.01em}I}$
A(数式中で斜体表示を解除) \rm{A}
A(行列を表すA,太字かつ斜体無し) \mathbf{A}

Vebatim環境内での数式表示

Verbatim環境内で数式を使う場合は**プリアンブルに\usepackage{fancyvrb}**と記述し、以下のようにドキュメント内に書く。

\begin{spacing}{0.8}
    \begin{Verbatim}[commandchars=\\\{\}, codes={\catcode`$=3\catcode`_=8\catcode`^=7}]
 $\sum_[i=1]^[n]M_i$
\end{Verbatim}
\begin{Verbatim}[%frame=single, numbers=left, commandchars=\\\{\},codes={\catcode`$=3\catcode`_=8\catcode`^=7}]
$f(x) = \frac{1}{x}
\end{Verbatim}

※どちらがいいのかわからない…

アルゴリズムの擬似コード

ソースコード

図の挿入(input)

表紙テンプレ

参考文献