Table

表の書き方

\begin{table}
   \label{ラベル名}
   \centering
   \caption{表題}
   \begin{tabular}{|c|c|c|}%3列で表示、列と列の間に縦罫線を引く
      \hline
      西暦 & 測定者 & 測定方法 & 測定結果 \\
      & & & $\times 10^8$ [m/sec] \\
      \hline \hline
      1638 & Galileo & 二人が離れてランプの光を見る & (音速10倍以上) \\
      1675 & Roemer & 木星の衛星の観測から & 2 \\
      \hline
   \end{tabular}
\end{table}

コマンド

コマンド 概要
\hline 横罫線を引く ※2回かけば2つ横罫線が引かれる
\multicolmn{横に結合するマスの数}{表示形式、|c|等}{文字} 横に並んだ表の要素を結合する
\cline{3-5} 任意の列に横罫線を引く(ここでは3列目から5列目に横罫線を引く)

packageを用いた表作成

概要 コマンド 備考 package
セルの結合(縦) \multirow{結合要素数}{*}{文字} 縦に並んだ表の要素を結合 multirow
幅を指定した横罫線 \toprule[] 表の最上部の横罫線を引きます.は線幅です.線幅を設定しないデフォルトを強く推奨します. booktabs
横罫線(列見出しと本文、幅指定) \midrule[] 列見出しと本文の間に横罫線を引きます. booktabs
横罫線(表の最下部、幅指定) \bottomrule[] 表の最下部の横罫線を引きます. booktabs
任意の行への縦罫線 \cmidrule{a-b} a 行目から b 行目まで罫線を引きます.trim の設定(lr)を強く勧めます. booktabs
行間スペース \addlinespace[] 行間にスペースを挿入します. booktabs
二重罫線(\cmidrule) \morecmidrules \cmidrule を二重罫線にするときに使います.他の罫線 (\toprule, \midrule, \bottomrule) では不要です. booktabs
スペースありの罫線 \specialrule{}{}{} 上下にスペースを挿入した罫線を引きます.これを使う場合,三つの引数が必須です. booktabs

※<wd>は幅指定(pt,em, cmなど)

※「」は線のトリミングの指定です.「(lr)」とすると,列の幅より少し短い罫線になります.格好良い罫線が引きますので,このオプションをつけることを強く推奨します.「l{-2.3mm}r{3.4mm}」のようにすると,罫線を左側に 2.3 mm 伸び,右側に 3.4 mm 短くなります.

※「」と「」は,罫線上下の空白の幅を指定します.幅指定は (1pt, 0.5em, 1.2mm) のようにします.

tabularの設定パラメータ

パラメータ 動作 備考
l 左詰(left)
r 右詰
c センタリング 引き続くブロックのセンタリング指定
p{長さ} 上/左詰めの幅指定カラム(paragraph)
m{長さ} 中/左詰めの幅指定カラム(middle) arry.styが必要
b{長さ} 下/左詰めの幅指定カラム(bottom) arry.styが必要
@{文字列} 文字列がセパレーターになる
` ` 縦線(1本)
` `

参考文献